ARDeskTop on Real Desktop

プロジェクターを実際の机に投影し、机を大きなディスプレイにして、ARDeskTopを実行してみるテストを行った。

机全体をディスプレイにしたかったのだが、大きいサイズに投影するにはそこそこ距離を取らない。
あまり大掛かりな設置装置がないので、鏡に一度反射させて机に投影させ、そこからB3サイズにくり抜くことにした。
鏡はロッカーの扉に付いてたのをへっぴがして使用。裏にホワイトボードマーカーをガムテで貼付け、マイクスタンドに挿した。

まず、B4用紙を二枚並べて、そこにぴったり投影できるように二次元の変換行列を求める。

PC側はこんな感じ。

続いて、ヘッドトラッキング用のWebカメラを置いて、そのWebカメラとディスプレイの位置関係をもう一台Webカメラを使って測定。

そして実行。

少し斜めに見えるけど、表示は成功。カーソルはうまく動作しなかった。部屋の明るさは暗めにせず普通のまま。


参考サイト:
射影変換 - OpenCV@Chihara-Lab.
http://chihara.naist.jp/opencv/?%BC%CD%B1%C6%CA%D1%B4%B9

スペシャルサンクス:
dandelion氏
http://www.atinfinity.info/blog/